水商売からIT企業にいった人のラクガキ

SES営業のざったなお話をチラホラしてます。

SES営業とは?

f:id:ionazun_19:20180615130453j:plain

SES営業のお話

この記事ではSESってこんな感じの仕事なんだぁと、知らない人になんとなく分かってもらうことを目的として書きました。

そのため、厳密に言うと○○だよね。ということが多々でてきますので、あしからず。

そもそもSESとは?

System Engineering Service(システム・エンジニアリング・サービス)の略で、技術者の派遣サービスのことです。もっとざっくり言うと、自社ではなくお客さん先で、働いてもらうサービスです。お客さん先で働くことを客先常駐と言います。

SES業界は多重下請け構造という、仕組みで成り立っています。多かれ少なかれどの業界もあると思いますが、ぶっちゃけ法的によろしくない業界ルールもあったります。
発注企業から、一次請け、そこから複数の二次請けへなど、次々に発注が行われていく構造です。

SES営業ってどんな仕事

簡単に言えば、派遣屋さんです。人材コーディネータという肩書きを使うところもあります。IT系人材と仕事をつなぐお仕事です。電話、メール、打合せ、事務処理の4つのアクションで、成り立っています。

営業の大きなミッションは、売上UPさせることですよね。SESでの売上の上げ方はとてもシンプルです。

  1. 自社の社員を他社の仕事に就かせる
  2. 他社の社員を他社の仕事に就かせる

※社員には個人事業主を含んで表記しています

この2つのパターンが主流となります。イレギュラーケースとして、受託を行っている会社は自社の請負案件に、他社の人材を募集することもあります。

よくある条件
  • 場所  :首都圏はだいたいある、都内が一番多い
  • 週間休日:土日祝
  • 年間休日:企業によるが115日~125日の幅のところが多い
  • 勤務時間:9:00 or 9:30 or 10:00 始業で8時間定時が多い
    ※フレックス制を導入しているところ少ない
  • 知人紹介:紹介して入社○ヶ月経過すると紹介者にウン万円プレゼント
  • 資格手当:合格証明書などの書類提出すると受験料補填します

SES営業のメリット

  • 他業種と比べ休みが多い
  • 他業種と比べ稼働が低い
  • 他業種と比べ自由
  • 有名企業に入れるチャンスあり
  • 有名システムに携わるチャンスあり
  • 色々な地域に行くチャンスあり

さらっと書くだけでも上記のメリットがあります。もちろん大変なこともありますが、楽しいこともそれ以上にあります。

仕事柄、カフェでお茶することも多いです。ランチしながら打ち合わせすることもあるので、普段行けないごはん屋さんにも行けたりします。

普通の派遣会社との違い

一般の派遣屋さんと違うのは、IT系の仕事に特化していること。もう1つは派遣社員ではなく正社員、契約社員として、派遣元、契約元に雇用されることです。あとSESやっているところは、自社サービスや受託開発やっているところも多いです。

SESで軍資金つくって、徐々に受託で請け負って、二本柱でいきつつアプリ作っちゃいました的なフローが一つのセオリーですね。もちろん違うパターンもありますが4割くらいはこのパターンかなと思います。

あとは社員を自社雇用しているので、飲み会やランチMTGという名の食事もありますね。派遣会社に登録していたことありますが、担当ついてましたけど基本は放置プレーだった記憶があります。

法律や契約のお話

SES営業をしていて出てくる、契約や法律のお話です。営業やっていて知っとかないと損するなぁと思ったり、知っておくと便利だなぁと思います。なのでこのあたりは知っておきたいよね、と思う法律をざっくりご説明していきます。

ただ専門家ではないので、認識に誤りがある可能性がありますので。その際はお気軽にご指摘ください。

派遣認可の種類 ※2018/9月までのお話

一般派遣と特定派遣があります。一般派遣は常用型派遣、登録型派遣と2種類の方法で派遣できます。

特定派遣は常用型でのみ派遣できます。登録型派遣は、お仕事単位での契約です。お仕事が終われば、派遣元との契約も終わります。

派遣社員という雇用契約を結んでいる人達はこれにになります。常用型派遣は、お仕事の単位に関係なく雇用契約が存在します。

契約社員または正社員として雇用契約を派遣元と結び、客先で就業します。

特定派遣の廃止

2018年9月29日に特定派遣が廃止されました。般派遣の認可を持っていないと派遣契約を結べなくなります。
2000万以上の資産が必要だったり、オフィスが20平米以上必要だったり、厳しい要件があります。そのため、各企業の方針として下記3パターンに分かれているようです。

  1. 特定派遣から一般派遣へ切り替え
  2. 派遣認可を取得済み企業との合併
  3. 取得断念

特定派遣廃止の影響とその対応について | ニアショア機構

契約の種類

主な契約としては請負、派遣、準委任の3つです。

請負契約(うけおい)

「○○製品を作ってね」という依頼をうけて結ぶ契約です。お客さんへ納品して、OKという承認がもらえて完了です。○○さんを派遣しますという契約ではなく、○○を作りますという、作品の完成を約束するものです。

派遣契約(はけん)

○○製品を作ります!という契約ではなく、○○さんをお客さんのご指定の場所で働かせます!という契約です。本人への仕事の指示も直接してもらってOKですよ!と指揮命令先も派遣先になることを約束するものです。

準委任契約(じゅんいにん)

○○さんをお客さん先で働かせます!と労働力を提供するのは変わりありません。ただ本来指示だしは、客先の社員さんがしちゃだめよ!自社の人に指示させてね。という契約です。

実態としては、エンジニアが自社の社員が誰もいない現場で働くこともあります。その場合は結局、現場の誰かに指示もらうので、守りきれない部分もありますよね。という現実があります。

そのほかの用語

二重派遣(にじゅうはけん)

A社がB社に○○さんを派遣します。そこからB社がC社に○○さんを派遣することを二重派遣といいます。また準委任契約で、指揮命令権のない第三者から指揮命令をうける場合もこれに当てはまります。

二重派遣とは?請負や出向との違いやIT業界をはじめとしたリスク | BizHint

36協定(サブロクきょうてい)

正式には「時間外・休日労働に関する協定届」といいます。
労働基準法の第36条が根拠になっていることから、「36協定」という名前で呼ばれています。

「知らなかった」では済まされない!36協定の基礎知識 | 働き方改革研究所

 

 以上です、SESの概要でした。少しでも参考になれば幸いです。それでは!